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【米国】米国の証券会社での米国株式の始め方〜ユニオンバンク売却を見据えた全体フロー

日本から米国株式に投資をする場合に必要となるのが、米国の銀行、証券会社。

米国では、銀行口座を開く時もSSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)を要求されます。そのため、日本に住んでおり、SSNを持たない日本人にとっては米国での銀行口座開設はハードルが高かったです。

例外としては、三菱UFJフィナンシャル・グループが2008年に買収したユニオンバンクでの口座開設がありました。ユニオンバンクは、三菱UFJ銀行に口座を保有している場合に、簡単に口座開設することができましたが、三菱UFJフィナンシャル・グループがユニオンバンクを売却することになり、将来的には開設できるかわからなくなってきました。

 

三菱UFJフィナンシャル・グループがユニオンバンクを売却することにより、米国での投資に影響が出てくる人が多いと思います。特にこれから米国での投資を始める計画をしていた方は全体を整理した上で金融機関を選定しフローを決めて行った方がいいです。

【米国】ユニオンバンクの売却による影響

日本から米国に投資をする場合に必要となるのが、米国の銀行、証券会社。 米国では、銀行口座を開く時もSSN(ソーシャルセキュリティーナンバー)を要求されます。 そのため、日本に住んでおり、SSNを持たな ...

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今回、日本にいながら米国で証券会社で投資をする場合に、低いコストでの資金移動のルートや必要となる金融機関についてまとめております。

資金移動については、様々なやり方があります。今回紹介しているのは、コストを抑えつつ、わかりやすく、汎用性がある方法に絞っております

パターン1 米国で保有している銀行口座を経由する

米国で、銀行口座を保有している場合には、WISE(トランスファーワイズ)を使って、日本から海外に送金した方がコストが低くなることが多いです。また、必ず海外との資金移動の際にはWISEで行うと決めておくと、フローがシンプルでわかりやすいかと思います。

本人だけならいいのですが、家族がいる場合には、フローは明確にしておいた方がいいです。

米国内での資金移動については、小切手やWire transferなど様々ありますが、ACHでの資金移動をお勧めしております。これも、フローがシンプルでわかりやすく、コストもかからないためです。

日本の銀行

日本の銀行からWISE(トランスファーワイズ)への送金は国内送金ですので、国内送金の送金手数料が低い銀行であればどこでもいいかと思います。

ただ、海外赴任や将来的に海外生活を考えている場合には、非居住者になっても口座を維持する事ができて送金手数料無料がついている銀行がいいので、ソニー銀行がお勧めです。

海外送金

海外送金を格安で行える資金移動業者としては、送金手数料が低いWISE(トランスファーワイズ)がおすすめです。日本の銀行から海外送金する方法もありますが、WISEの数倍はコストがかかってしまいます。

米国の銀行

SSNを保有していない場合、米国での銀行口座開設はハードルが高いです。しかし、日本人がSSNを保有していなくても、ユニオンバンクやハワイの銀行(Bank of Hawaiiなど)は開設可能です。ユニオンバンクはMUFGに口座を保有している場合には郵送で開設可能で、ハワイの銀行は現地で開設可能です。

米国の証券会社

日本人が口座開設可能な証券会社としては、FirstradeInteractive Brokersがあります。他にSOGOなどもありますが、使い勝手的にFirstradeの方がおすすめですので、割愛しております。

Firstradeはサイトがシンプルで見やすいです。ただし、信用取引の金利が非常に高いのが気になります。信用取引や複雑な取引をしない場合にはおすすめです。

Interactive Brokersは信用金利が低く、個人でもプロ並みのトレードが可能です。ただし、サイトが見にくく、わかりにくい部分も多く不親切に感じる事がありますので、ある程度投資経験がある方に向いております。

パターン2 米国の銀行口座を経由しない

米国の銀行口座を経由しない場合、日本国内に円資金の振込先口座があるInteractive Brokersの方がFirstradeよりもコストを抑えた送金が可能です。

日本の銀行(送金を行う)

日本の銀行からInteractive Brokersの国内口座に円でも送金が可能ですが、海外送金扱いになります。

三井住友銀行が簡単で1,000円程度と一番安く送金できます(プレスティアでも低コストで送金可能)。

米国の証券会社

Interactive Brokersは日本国内の銀行口座に円を振り込む事により入金することができますが、Firstradeについてはドルを米国の銀行に送金する必要があります。

そのため、米国の銀行口座を保有していない場合には、Interactive Brokersの方がコストを抑えた運用が可能ですのでおすすめです。

日本の銀行(送金を受ける)

Interactive Brokersから日本の銀行への送金については、投資家の方の状況によって異なりますが、将来的に海外生活や海外赴任が想定される場合は、非居住者になってもオンラインで使えるソニー銀行がおすすめです。

他にどのような資金のやり取りがあるかで変わってきますが、ソニー銀行を使わず三井住友銀行だけで運用したり、プレスティア(SMBC信託銀行)だけで運用する事も可能です。

これから米国の銀行口座を開設する場合

現時点で米国の銀行口座を保有していない場合、比較的簡単に口座を開設できる方法としては2つあります。

家族と共有名義で証券口座を開設する場合には、米国で銀行口座を共有名義で開設しておいた方が、相続時の手続きを行う際にも安心です。

ユニオンバンクの口座を開設する

ユニオンバンクについては、将来的に日本語サービスが無くなっていく可能性がありますが、日本にいながら口座開設する事ができるのは非常に魅力的です。口座開設が停止になる前に、開設してしまう事を強くお勧めいたします。

ハワイの銀行で口座開設する

ユニオンバンクもいいですが、定期的にハワイに旅行にいく場合には、ハワイで銀行口座を開設してしまうというのもありだと思います。ハワイの銀行でも日本語サービスは縮小傾向ですが、口座開設時において、日本語が話せる担当者をお願いすることもできる支店があります。

ただし、口座開設後のやりとりは全て英語となります。

【米国】Bank of Hawaii(バンクオブハワイ)口座開設

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個人的な感想

海外での資産運用はその国のルールや慣習に、投資家側が合わせていく必要があります。

日本の金融機関の窓口に、わからないから聞きにいくといった事が、海外の金融機関ではできないです。オンライン証券や銀行によっては、取引に関する知識があり、英語でコミュニケーションできる事が前提となっていますので、日本語で質問して口座開設に満たないような内容だと、口座開設を断られる事があります。

 

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