三菱UFJ信託銀行信託博物館とお金の教育

東京駅前に、おそらく日本で唯一の信託博物館があり、以前、2歳の子供を連れて行ってみました。

2歳の子供が理解できる内容でもありませんので、子供にとっては退屈だったと思います。あまり子連れで来ないのでしょうが、ピーターラビットの世界の体験コーナーがあるので、子供がピーターラビットが好きな場合には子供も楽しめます。

海外の信託についても投資政策書(ライフプラン等をまとめた資料)で触れることがあり、参考にする書籍に信託博物館が記載されており興味を持ちました。おそらくこの書籍で信託博物館が紹介されていなければ、気がつかなかったと思います。

世界の信託及び日本の信託の歴史や利用の広がりを知るためには、東京の丸の内にある三菱UFJ信託銀行信託博物館を訪れてみてください。信託法で著名なTamar Frankel教授(ボストン大)も、信託博物館は世界のどこにもないと感嘆していました(2015年10月)。わかりやすく展示されており、英国や米国から取り寄せた古文書などの貴重な現物を見ることができます。信託が身近に感じられます。

出所:国際相続とエステート・プランニング 中田朋子/水谷猛雄/withersworldwlde他著
目次

三菱UFJ信託銀行信託博物館

信託博物館の中は写真撮影が禁止となっております。

住所

100-8212 東京都千代田区丸の内1-4-6
日本工業倶楽部会館1階

営業時間

平日10:00~18:00(土・日・祝日等を除く)

※17:30 最終入館時間

入場は無料

問い合わせ先

03-6214-6501

https://www.tr.mufg.jp/ippan/about/hakubutsukan/

信託博物館内のイメージ

信託とは

信じて託す」と書くように、

「自分の大切な財産を、信頼できる人に託し、自分が決めた目的に沿って大切な人や自分のために運用・管理・継承してもらう」制度となります。

出所:信託協会HP

子供のお金の教育としてのピーターラビット

日頃から子供のお金の教育になる題材がないか意識して探しておりますが、以下のピーターラビットと信託はいい素材なので、一度ご覧いただければと思います。

子供にピーターラビットの絵本を読み聞かせる際に、その延長線で信託についても話すことができます。また、子供の年齢にもよりますが、作者のビアトリクス・ポターが信託に託した絵本の中の世界を、実際にイギリスに見にいくことによって、さらに信託について実感を持てるかと思います。

信託についてもう少し理解したい場合、以下のサイトの動画が参考になります。

[st-card-ex url=”https://www.shintaku-kyokai.or.jp/movie/” target=”_blank” rel=”nofollow” label=”” name=”” bgcolor=”” color=”” readmore=”続きを見る”]

個人的な感想

信託については聞いた事があるけど、ピンと来ない人の方が多いように感じます。個人的には、信託の入り口としてピーターラビットと信託の動画、さらに、信託の歴史を知る事ができる信託博物館はおすすめです。

信託博物館の中は狭いのですが、お客さんがいることは稀なので(自分はあったことが無い)、スムーズに全て見ることができます。私はこれまで3度行きましたが、大体10分程度滞在しておりました。

信託博物館については、事前に信託の歴史について読んでからいくと、より楽しめます。

https://www.shintaku-kyokai.or.jp/trust/history/

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