海外口座を開設すると次に行わなくてはいけないのが、海外送金。
海外送金はハードルが高く、日本国内の送金とは異なりますので、ハードルが高いと感じている方も多いかと思います。
今回、私も活用しているWise (ワイズ)を紹介するため記事にしております。また、口座開設方法や活用方法ついては別途記事にする予定です。
Wise(ワイズ)とは
Wise(ワイズ)は、海外送金をより安く、公正で、よりシンプルにすることをミッションとして、2011年に設立されました。
現在、当社のマルチカレンシー口座は、世界中の1,000万人以上の人々や法人の資金管理に役立っています。
Wise(ワイズ)のポイント
- 英国を拠点とする資金移動業者
- 手数料が安い
- 着金が早い
- 送金のステータスがわかる
- 送金できる上限額は100万円
- 海外送金の場合、送金先の登録が面倒
- 送金は簡単
- 日本語に対応している
- サポートも意外としっかりしている
- 多通貨対応のマルチカレンシー口座は無限の可能性
Wise(ワイズ)のメリット
海外送金手数料が安い
海外送金時には送金手数料や為替コストなど様々なコストが発生します。
銀行では送金額に関わらず、一定の送金手数料(数千円程度)も取られますので、送金手数料は高くなり易いですが、WISEではとにかく手数料が安いです。
10万円を送金した時の手数料ですが、WISEはたったの758円しかかからないです。
これまで、海外送金手数料は高いことで知られておりましたが、WISEは海外送金手数料が高いという常識を破壊しました。
着金も早くステータスがわかる
銀行から送金した場合、送金のステータスが分からなく不安になることがあります。WISEはステータスが分かります。
また、着金までの時間が中継銀行がないためか早いです。
マルチカレンシー口座
50通貨以上の通貨を保有し、必要なときに実際の為替レートで両替することができます。世界中からお得にお金を受け取るために、 海外の口座情報を取得することも可能です。
米ドル、ユーロの口座情報を取得できるのは非常に大きいかと思います(日本の銀行口座情報は取得できないのは残念)。
日本語対応している
WISE(ワイズ)は日本語対応しているので、英語が苦手な方にとっては心強いかと思います。サポートセンターにメールしても日本語で対応してくれます。
Wise(ワイズ)のデメリット
多額の資金移動には不向き(100万円が上限)
WISEは日本では資金移動業者として登録しているため、送金は100万円が上限となります。そのため、1度に100万円を超える送金ができませんので、複数回に分けるなどの対応が必要となります。
既に5万ドルなどを新生銀行やPRESTIAに保有していて場合などは、銀行から送金した方が送金コストという点では安いかもしれません。
ただ、資金決済法の改正により、資金移動業者が認可を得ることにより100万円を超える送金についても可能となっております。
預金保険の対象外
Wiseは銀行ではなく、資金移動業者となりますので、マルチカレンシー口座は日本の銀行が破綻した時のような保護が行われません。
金利がつかない
Wiseは銀行ではなく、マルチカレンシー口座には利息が付きません。
個人的な感想
海外口座を保有している方や、海外との取引がある方には非常にお勧めです。
個人的には、日本の銀行ではドルなどの外貨を保有せず、現地の口座やWISEのマルチカレンシー口座を使うようになりました。これまで、海外送金はハードルが高く、頻繁に行いにくいかったのですが、WISEのサービスが始まってからは、100ドル程度の送金も気軽に行うようになり日常的な送金手段となりました。
米ドルでアプリを購入するために12,000円送金しましたが、手数料はわずか206円。日本国内の銀行間の送金手数料よりも安い場合もあります。