実際に海外の銀行口座を開設したけど、あまり使い道が無いという方も多いかと思います。
日本の銀行の場合、持っているだけで残高0で使っていなくても、資金を入れ全く動かしていなくても、気にすることはほとんどありません。しかし、海外だと口座維持手数料を徴収されたり、凍結されたりします。
海外の銀行口座が凍結されるのを防止するためにも、年に最低でも1回(可能であれば複数回)は資金移動する必要がありますが、忘れる人が後を絶りません。
凍結を解除するのも大変ですので、海外口座を解約するもの選択肢に上がると思います。
Bank of Hawaiiで、口座の名義人が解約する場合について、口座解約方法を記載しております(相続が生じたことにより、相続人の方が口座を閉鎖したい場合は対象外)。
最新情報はBank of HawaiiのHPをご確認ください。
Bank of Hawaii(バンクオブハワイ)の口座閉鎖方法
口座閉鎖方法はきわめてシンプルで2つの方法あります。
支店を訪れて口座解約手続きを行う
郵送で口座閉鎖手続きを行う
以下でそれぞれについて内容を記載しております。
支店を訪れて口座解約手続きを行う場合
日本語対応可能な店舗
日本語での口座解約手続きを希望する場合は、ワイキキ中心部にあるインターナショナル・バンキング・センターとなります。
Bank of Hawaii International Banking Center
International Banking Division
2155 Kalakaua Ave, Suite 318, Honolulu, HI 96815
8:30 am – 4:00 pm
口座解約時の持ち物
- パスポート
- 口座番号がわかる資料
郵送で口座閉鎖手続きを行う場合
基本的に、口座解約依頼文書を英語で作成し、サインをして以下の住所に郵送します。その後、Bank of Hawaiiから正式な解約手続きについての資料や指示があります。
住所について最新情報を確認中ですので、少々お待ちください。
解約時の送金
残高の移動方法は主に3つありますが、規制によって解約時の取り扱いが変更になる可能性があります。
送金方法 | 備考 |
小切手送付(ドル建て)*1 | 米国に銀行口座がある場合、モバイルデポジット(小切手を写真撮影)で入金 |
米国に銀行口座が無い場合、日本の銀行で取立の依頼を行うことになります。
ただ、三菱UFJ銀行では2019年5月31日で外国払小切手の取り扱いが終了になるなど、受付てくれる銀行は減少しています。 | |
米国内送金 | 米国に口座があることが前提となります。米国に複数の銀行口座があり、Bank of Hawaiiを解約して他の米国内にある銀行に資金を移します。 |
米国外送金 | 私が口座を開設した際は、担当者からマネーロンダリング対策として国外送金はオンラインではできない、支店を訪れるようにと伝えられました。 |
*1 ドル建ての小切手の日本での換金(取立)について、以下のページで記載しております。